いすゞ自動車株式会社 様

従業員や家族の負担を軽減し、働きやすさと働く意欲の向上へ。

ウェアラに感じているメリット

□ 働きやすさやES(従業員満足度)の向上
□ 細かなニーズへの対応力
□ 運用におけるサポート体制と改善力

いすゞ自動車様の藤沢工場および栃木工場では、20251月より従業員の作業着を個人管理からレンタルサービスへと変更。作業着の洗濯や購入に要する個人負担を削減することで、仕事とプライベートの両面から従業員の働きやすさ向上を推進しています。

企業情報

本社所在地: 神奈川県横浜市
従業員数 : 8,491名(2024年3月末時点)
事業内容 : 大型・中型・小型トラック、バス、自動車用・産業用ディーゼルエンジン等の開発・生産
レンタル品: 作業着

「働きやすさ」向上の一環として作業着のレンタル化を推進。

いすゞ自動車では、企業理念を実現するためのミッションの1つとして「働きがいNo.1」を掲げています。このミッションを追求する上で、労務部では工場に勤務する従業員の「働きやすさ」をテーマに「被服」を通じた福利厚生の向上を企画。藤沢工場および栃木工場の作業着(約7,000名分)を全面的にレンタルサービスに切り替えました。

—— 作業着に関して、みなさんどのような課題をお持ちだったのでしょうか?

以前は従業員が各自で作業着を購入し、自身で洗濯を行っていたので、それがけっこうな負担になっていました。通勤時の荷物になりますし、洗濯の手間も大きく、油汚れなどが激しい現場では毎日かなり苦労して洗濯しているという声も挙がっていました。汚れが落ちない場合は新しいものに買い換えるケースなどもあり、金銭的な負担はもちろん、自然環境への負荷といった面でも課題がありました。

—— 自前で管理していたものを外部委託するとなると、当然、新たなコストが発生します。そのあたりについては、どのように考えられたのでしょうか?

確かにコストアップにはなりますが従来、作業着購入時に発生していた会社補助分の予算を充当できますし、いつも清潔な作業着が届くようになれば、従業員の働く意欲や定着率の向上等、コストに見合うメリットが期待できると考え、レンタルサービスの導入を進めました。

—— それ以外での、導入されたメリットは?

家庭で洗濯していたときよりも、やはり、その道のプロであるウェアラのクリーニングでは、汚れの落ちが大きく異なりますね。いつもキレイな状態で、ユニフォームを着られるのは嬉しいです。自動車整備の仕事は、オイルやグリースで汚れるイメージがあるかと思いますが、毎朝清潔なユニフォームを着用して一日が始められので、とても気持ちが良く、仕事へのモチベーションも上がりますね。その効果もあって、業務効率もアップしているように感じますので、ユニフォームレンタルには非常に満足しています。

導入時から導入後まで、きめ細やかな対応力が決め手に。

—— ウェアラを選ばれた理由は?

コスト面での優位性に加えて、私どもの細かな要望に応えていただけるということが非常に大きなポイントでした。実務担当者や職場の手間が増えてしまうとサービス導入の意味が半減してしまいます。その点に関してウェアラさんは、導入時から導入後のサポートも含めて、弊社のルールやニーズに応じて柔軟かつ臨機応変にご対応いただけるとのことでしたので、納得のいく形でサービス導入に至りました。

—— 導入にあたって、どのような対応をご要望されたのでしょうか?

作業着の品質に関しては、従来のデザインをベースに従業員の声を採り入れながらチャックやポケットの位置などを工夫していただきました。生地の面でも、家庭での洗濯より強い洗い方をするので、それに耐えうるものをご提案いただくなど専門的な観点からいろいろなアドバイスをいただきました。

—— 導入から約半年が経ちますが、サポートに関してはいかがですか?

サービス担当の方からクリーニングに関する様々な報告をタイムリーに伝えていただけるほか、従業員からの問い合わせに関しても直接ご対応いただいています。以前は、作業着の在庫管理だけでもかなり負担が大きくて、在庫の確認やサイズ交換、追加発注などに追われていたのですが、その負荷が格段に減るとともに、在庫不足などの心配も無くなりました。予算管理の面でも、より厳密な管理が可能になりました。アフターフォローに関しても非常に手厚く、作業着に小さな穴が開いた場合でも、クリーニングに出すだけで修繕されて戻ってくることは非常にありがたい部分です。

仕事とプライベートの切り分けに加え、作業の品質・スピードにも変化が。

作業着のレンタルサービス化は、現場の従業員の方たちからも好評で前向きな声が多数届いているとのこと。実際に現場に立つ方にも、サービス導入による変化や効果をうかがいました。

—— レンタルサービス導入によって、どのような変化や効果が生まれていますか?

今までは、ほぼ毎日、洗濯をしていました。油汚れなどは落ちづらいので、あらかじめ風呂場で汚れを落としてから洗濯機に入れたり、けっこうな手間でした。洗濯槽も汚れるのでそれを休日に半日くらいかけて掃除したり…。汚れが完全に落ち切らないまま着るようなこともありましたし、作業着が乾かなくて今日着たものを次の日も我慢して着るようなこともありました。でも今は着終わった作業着をクリーニングに出すだけなので本当に楽になりました。汚れもしっかり落ちていますし、新品と間違えそうなくらいです。

—— 洗濯の負担がなくなったことは、プライベートの時間に良い影響を与えていますか?

洗濯のために家族との時間を犠牲にしていたところもあったのですが、今はその時間を子どもと遊んだり、家事に当てられるようになりました。翌日の作業着の心配をしなくて済むので気分的にもずいぶん楽になりました、職場を出たら仕事のことはほぼ忘れてプライベートの時間を過ごせます。

—— 仕事の面でも良い影響は生まれていますか?

きれいな作業着を着るだけでも気分がいいですし、自分で洗濯しなくていいので、汚れを気にせず思い切って仕事ができるというのも大きな変化ですね。以前は、汚れないように気をつけて動いていたり、汚れが付くと「うわっ、洗うのツライな」と思っていたのですが、今は汚しても大丈夫という安心感があります。そういう感覚で仕事ができると、動きもスムーズになりますし、結果的に早く仕事が片付くようになりました。

グループ全体への波及や採用面での効果にも期待。

—— 被服に関する施策に関して、さらなる構想や期待する効果などはありますか?

まだ導入して半年ほどなので、運用上で細かな課題がいくつかあります。そういった部分をウェアラさんと一緒に解決していくとともに、作業着以外のところでも「働きやすさ」を高めていければと考えています。
グループ会社からも同様の取り組みを進めていきたいという声があがっており、各社と情報交換を進め、ユニフォームレンタルへの切り替えを計画しはじめた会社もあります。
また、ユニフォームレンタル導入には採用活動への効果も期待しています。福利厚生は会社選びの材料の1つであるため、社員食堂や寮の提供に加えて「作業着は会社負担で洗います」という要素も入れることでさらなるアピールに繋がるのではないかと考えています。より充実した福利厚生の仕組みを導入できたことは、採用競争力という面で確実にプラスになると認識しています。

お客様データ

いすゞ自動車株式会社 様

https://www.isuzu.co.jp/
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